Jul 11, 2010
温泉地に出かけた卒業旅行
高校卒業直前の春休みに、間に良かった友達と卒業旅行を計画してお金もなかったので、近くの温泉バスで行くことになった。平日だったのでお客さんもあまりなかったせいか、温泉も空いていて貸切のような状態で、思った以上に楽しむことができる。 2泊3日の卒業旅行は、非常に思い出に残る旅にもかかわらず、近所でも存分に堪能することができた。私も両親も、お互い仕事を持っているせいか、ここ10年以上正常に家族国内旅行はしていない。最近では旅行といえば、自分の中では完全に一人旅が定着してしまったのも行かない理由に拍車をかけていると思うが、もし親が日本人の平均寿命まで生きるができますように、後何回、国内旅行に行くのかと最近思うようにされた。それだけ私も両親も年齢が取ったということだ。
その瞬間、ソフトバンクナインの顔が真っ青になった。
4日のオリックス戦の五回にそれは起きた。オリックス先発・西の投球が、バントの構えをしていた細川のアゴを直撃。細川は倒れたまましばし悶絶(もんぜつ)。ようやく体を起こすとアゴから鮮血をしたたらせていた。
西は危険球で退場。代走を出された細川は、そのまま病院に直行し、下顎の裂傷と診断された。
細川は内角を中心にリードを組み立てる傾向がある。それだけに自身も内角攻めの餌食になりやすく、死球もこの日2つ目だった。
とはいえ、オリックスは7月の西武戦では中島に死球をぶつけ、あわや乱闘という大騒ぎ。昨季のソフトバンク戦でも、オリックスの死球が発端で2試合連続警告試合という異例の事態となった。
オリックスがぶつけた死球は、現在リーグ3位の38個。昨季も同2位の59と、飛びぬけて多いわけではない。にもかかわらず、これだけ騒動を起こすのはなぜなのか。
あるマスコミ関係者は「相手にナメられるなという岡田監督の考えじゃないか」と、こう話す。
「岡田監督が09年オフに就任して一番驚いたというのが、選手の意識。大石監督(現ソフトバンクコーチ)時代は選手間のポジション争いもほとんどなく、伸び伸びした環境で野球をしていた。そのせいですっかりタガが緩み、当時のコーチやベテラン選手も『こんな雰囲気じゃあ緊迫した接戦で勝てない』と嘆いていたほど。要所要所で死球が多いのは『ナメられたらアカン!』という岡田監督の意向が働いているからともっぱらです」
昨季退団したラロッカ(現オリックス駐米スカウト)も、「オカダは厳しい。まるで軍人だよ」と話していたほど。命令に従わなければ二軍落ちが待っているのだから、選手も必死だろう。
とはいえ、これだけ騒動を起こしながら5位と低迷しているんじゃ、いくらぶつけても意味はない。
▽京セラドーム=1万7698人(オリックス6勝5敗1分)
ソフトバンク010 011 000―3
オリックス000 100 000―1
(勝)大場3勝 (S)金沢1勝3S (敗)西5勝5敗1S
(日刊ゲンダイ2011年8月5日掲載)
<真っすぐの質が上がった>
振り返ってみれば、それはまあ、厳しい言葉と冷たい仕打ちの連続だった。巨人の原監督が左腕エース格の内海を「ニセ侍」と切り捨てたのは、2年前の09年。開幕から3試合連続でKOされると、WBC日本代表の「サムライJAPAN」に引っ掛け、突き放した。
昨年8月には先発して三回途中KOされた翌日に懲罰的な中継ぎ起用。1カ月後、4回持たずに炎上した際には、「論ずるに値しない」と一刀両断だった。「今年ダメなら一生、エースになれない」と最後通告した今季も、開幕直後の4月20日と5月4日の阪神戦でいずれも先発機会を剥奪。「相性が悪い」との理由でローテーションを外され、中継ぎ待機させられる屈辱を味わわされた。
07年の14勝を最後に成績が下降線をたどる「万年エース候補」への原監督流の叱咤のつもりだったようだが、本人の受け止め方はちょっと違った。
「『ニセ侍』と言われた直後の試合で2失点の七回途中に交代させられたときは、人目もはばからずベンチで泣いた。監督の『ニセ侍』発言に相当なショックを受け、見かねた原監督がスポーツ紙に『ニセ侍』使用禁止を要望したほどだった」(マスコミ関係者)
内海には「叱咤」が「激励」にはならず、チーム内では監督への不信感につながる懸念すら持たれていたのだ。
そんな内海が今季は見違えた。この日(4日)の阪神戦でリーグトップの11勝目。先日の球宴で打球が左肩に直撃し、登録抹消されてから初の登板だったが、その影響をみじんも感じさせず、8回4安打無失点、128球の熱投だった。巨人OBの堀本律雄氏(評論家)も日頃の辛口を横に置き、「おみそれしました」とこう言う。
「昨年までとの一番の違いは直球。140キロ台前半とスピードは変わらないものの、キレと伸びと制球力が増しました。つまり、真っすぐの質が上がった。だから、変化球も生きる。昨年までは直球に自信が持てず、変化球でかわそうかわそうと逃げ、カウントを悪くして痛打された。飛ばないボールの導入で長打を警戒する必要が薄れたのも大きいでしょう。頼もしい投手になりました」
原監督は「好調を持続してくれている。安心した」と話したが、今年は内海に足を向けて寝られまい。
▽ナゴヤドーム=2万8769人(ヤクルト8勝2敗2分)
ヤクルト000 010 000―1
中日000 101 00X―2
(勝)ソト3勝 (S)岩瀬1敗16S (本)館山8勝2敗
(日刊ゲンダイ2011年8月5日掲載)
WriteBacks
writeback message: Ready to post a comment.